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2025.08.18
コラム

家族団らんで過ごすリビングの設計

家族団らんで過ごすリビングの設計

― TOKYOなないろ工房家づくりコラム ―

   そろそろ、わたしたちの家のこと。

はじめての家づくりをやさしくガイドする、心地よい暮らしのために。

 

家族団らんで過ごすリビングの設計

 

の中で最も長く家族が過ごす場所、それがリビングです。

食事やくつろぎの時間、会話や子どもの遊び場など、暮らしの“中心”になる空間だからこそ、
どこよりも快適であってほしいもの。今回は、そんなリビングをつくるうえで、
基本となる考え方をお伝えします。

■【間取り】──広さと使い方を最初から意識
リビングは、家の「顔」となる場所。
そのためにも、家全体の中心として、ゆとりある広さを確保しておくことが大切です。

目安としては、

・1〜2人暮らしなら10〜15畳程度
・家族なら15〜20畳程度

テレビ、ソファ、ローテーブルなどを置いたときに
圧迫感が出ないよう、家具の配置まで含めて早めに考えることがポイントです。
また、コンセントの数や位置も暮らしやすさを左右するので、使い方を想像しながら計画しておきましょう。

■【窓】──開放感と明るさをもたらす存在
リビングの印象を大きく変えるのが「窓の大きさと位置」です。

大きな窓を設ければ、光がたっぷり入って開放感もアップ。

昼間の照明を減らせることで省エネ効果も期待できます。

ただし、窓の先に何が見えるか(隣家・道路・自然など)によっては、目線や視線への配慮が必要です。
その土地ごとに合わせた「パッシブデザイン」を考えることが、暮らしやすさにつながります。

■【収納(家具含む)】──スッキリ感が心地よさに直結
家族の荷物は想像以上に多いもの。
リビングにもしっかりと収納スペースを設けておくと、片づけやすさ=快適さに直結します。

たとえば、壁面収納やハンガースペースを取り入れると、空間を有効活用しながらスッキリと整った印象に。
また、内装や家具と収納の色や素材のトーンを統一すると、インテリア全体にまとまりが出て、デザイン性も高まります。

■ リビングを快適にする"ひと工夫"
以下のようなアイデアも、
リビングをより心地よく演出する方法としておすすめです

・キッチン・ダイニングと一体感のあるLDKスタイル
・空間に広がりを与える吹き抜け
・天井の高さに変化をつける折り上げ天井

これらについても、他のコラムで詳しくご紹介していきます。

■ 家族の時間を育む、理想のリビングを快適なリビングは、家族の時間を豊かにし、
住まいの価値を引き上げてくれる場所です。
自分たちの暮らしに合った「ちょうどいい心地よさ」を見つけていきましょう。