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ここにある
小屋裏収納、注文住宅にいる?
― TOKYOなないろ工房家づくりコラム ―
そろそろ、わたしたちの家のこと。
はじめての家づくりをやさしくガイドする、心地よい暮らしのために。

デッドスペースを活かし、大容量の収納を延床面積に加えずに設けられる
「小屋裏収納(グルニエ)」は非常に有用です。
【メリット】
・固定資産税・容積率に含まれない
法定条件(天井高1.4m以下・面積は1/2以下)を満たせば擁壁対象外なので、賢く収納スペースを増やせます。
・大きな荷物をゆったり収納
季節用品・ベビーカー・趣味の用品など、普段使わない物を効率的に収められます 。
・雨漏りチェックにも活用可能
定期的な出入りで天井や梁を目視でき、早期発見・被害軽減につながります。
【デメリットとその対策】
建築コストが増える
床の補強・梯子/階段設置・照明・換気設備で費用が嵩む。→ 対策:収納用途に絞り、壁紙なし・窓なしにすればコスト削減可能。
熱こもり・湿気問題
夏は高温、湿気やカビが発生しやすい。→ 対策:断熱・気密性強化+換気扇設置や窓で対処。
荷物の出し入れが面倒
はしご/階段での昇降が負担に。→ 対策:入口を広めに設計、必要に応じて固定階段を選ぶ。
低天井の制約
中腰作業となり、頭をぶつけやすい制限がある。→ 対策:収納物は軽く出しやすい物に限定し、整理整頓を徹底する。
活用アイデア
・収納庫スペース:季節用品、思い出箱などに最適。
・趣味空間:本棚やゲームルームとして、秘密基地風に活用可能 。
・子どもの遊び場:安全管理と断熱・換気次第で、子どもの隠れ場所に。
小屋裏収納は、固定資産税を増やさずに大容量収納が可能な賢いプランです。
ただし、熱・湿気・出入りの難しさといった課題もあります。
コストや設置・設計段階で対策を練り、用途や荷物の種類に応じた仕様にすれば後悔しない収納戦略となります。
