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2025.12.05
コラム

適切な寝室の広さ

適切な寝室の広さ

― TOKYOなないろ工房家づくりコラム ―

   そろそろ、わたしたちの家のこと。

はじめての家づくりをやさしくガイドする、心地よい暮らしのために。

 

適切な寝室の広さ

【夫婦2人の寝室は何畳が理想でしょう?】

間取りで特に悩みがちな「寝室の広さ」。
注文住宅は自由設計だからこそ、自分たちの暮らしに合った
寝室の広さを考えることが大切です。寝室は単に寝る場所だけでなく、
収納や趣味のスペースとして使うこともあり、
どのくらいの広さが必要か悩む方も多いでしょう。

≪寝室の広さを決めるポイントは「使い方」≫
寝室の広さは「何を置くか」「どう使いたいか」で大きく変わります。例えば、

• ベッドのサイズや数(シングル2台かクイーン1台か)
• 収納家具やクローゼットの有無
• テレビやデスクを置くか
• 書斎スペースや家事スペースとしても使うか

こうした項目をもとに、必要な広さを逆算していきましょう。

≪夫婦2人の寝室におすすめの広さの目安≫
( 4〜4.5畳)
ベッド1台がぎりぎり入る最小限の広さ。
寝るだけのシンプルな空間を求める方に。
( 6畳程度)
シングルベッド2台を並べてゆとりのあるスペース。
寝ることに加え、最低限の通路や収納スペースを確保したい方に最適。
( 8畳前後)
ゆったりとした広さで、家具やテレビ、書斎コーナーも設置可能。
将来的に子どもと一緒に寝る期間がある方や、
趣味のスペースも欲しい方におすすめ。
( 10畳以上)
多目的に使える広さ。寝室以外にトレーニングや
仕事スペースも兼ねたい場合に。

≪広さだけでなく「部屋の形」も重要≫
部屋の形やドアの位置も使い勝手に大きく影響します。例えば、

• 長細い部屋はベッドの配置が限定されやすい
• 凹凸があると家具の設置に工夫が必要
• 引き戸にすると開閉スペースを節約できる
• コンセントや窓の位置も計画段階で確認を

寝室は「広さ」と「形」のバランスを考えて設計することが快適さのポイントです。