ブログ/コラム

ここにある
シンプルな家づくり
― TOKYOなないろ工房家づくりコラム ―
そろそろ、わたしたちの家のこと。
はじめての家づくりをやさしくガイドする、心地よい暮らしのために。

1.形状と素材を整える
シンプルな住まいづくりにおいて大切なのは、構造の無駄を省き、形状を整えることです。
外観は凹凸の少ない直線的なフォルムを基本とし、屋根や壁のラインをシンプルにまとめることで、
建物全体のバランスを美しく保ちます。色は白やグレーといった落ち着いたトーンを基調にし、
素材の質感にこだわることで、装飾に頼らない存在感を生み出すことができます。
2.光と視線をデザインする窓の配置
窓は採光や通風だけでなく、外観デザインを構成する重要な要素です。
窓の高さやラインを揃え、配置を整理することで、外からの見た目が格段に整います。
また、必要に応じて周囲からの視線を遮りつつ、室内に自然光を効果的に取り入れる計画を立てることで、
明るく開放的な室内空間が実現します。
3.暮らしを豊かにする「余白」の間取り
間取りにおいては、部屋を細かく仕切りすぎず、空間をゆったりと使うことがポイントです。
廊下などの移動スペースを効率化し、その分を居住スペースに充てることで、
実際の面積以上の広さを感じられるようになります。また、生活動線に合わせた収納計画を立て、
造作家具などを活用して「物を出さない習慣」が自然に身につくような設計を行うことが、
スッキリとした暮らしを維持する鍵となります。
4.長く住み続けるための合理性
余計な装飾を省いた設計は、見た目の美しさだけでなく、多くの実用的なメリットをもたらします。
・メンテナンスのしやすさ: 形状がシンプルなため、将来的な外壁の補修や点検がスムーズに行えます。
・ライフスタイルの変化への対応: 空間がニュートラルであるため、
家具の配置換えや用途の変更がしやすく、長きにわたって愛着を持って住み続けることができます。
まとめ
シンプルな家づくりとは、自分たちの暮らしにとって本当に必要なものを選び抜き、
丁寧に整えていくプロセスです。
流行に左右されない普遍的な美しさと、日々の家事や移動がスムーズになる機能性。
その両方を兼ね備えた住まいは、住むほどに心地よさが増していくはずです。




