ブログ/コラム

ここにある
インテリアに溶け込む備蓄プラン
― TOKYOなないろ工房家づくりコラム ―
そろそろ、わたしたちの家のこと。
はじめての家づくりをやさしくガイドする、心地よい暮らしのために。

地震や台風などの災害に備えて、防災グッズを用意しておくのは当たり前の時代に
なりました。しかし、せっかくの備蓄品や設備を「奥深く」にしまい込んでいませんか?
いざという時にサッと使えなければ意味がありません。
今回は、毎日の暮らしに防災を自然に溶け込ませる、賢い家づくりの工夫をお伝えします。
- パントリーに作る「ローリングストック専用棚」
重い水や非常食を、床下収納や押入れの奥にしまい込むのはNGです。
いざという時、上に物が乗っていて取り出せないケースが多発しています。
・日常使いする場所に
キッチンのパントリーの一角に「防災・備蓄専用のオープン棚」を最初から設計しておきましょう。
・見せる収納で管理をラクに
家族3人が数日間過ごせるだけのレトルト食品や水を並べ、
日常的に食べながら買い足す「ローリングストック」を習慣にします。
・扉はあえて付けない
扉をなくして「見える化」することで、賞味期限切れを防ぎ、
在庫の管理が直感的にできるようになります。
- パニックを防ぐ「設備スイッチ」の配置
突然停電した真っ暗な家の中で、太陽光パネルや蓄電池を
「非常用(自立運転)」に切り替えるスイッチをすぐに見つけられますか?
・使いやすい一等地に: 蓄電池のモニターや重要なスイッチ類は、
ホコリを被りやすいクローゼットの奥ではなく、リビングや廊下など
「家族全員が毎日通る、すぐに手が届く場所」に配置します。
・ニッチで美しくまとめる: 壁を少し凹ませた「リモコンニッチ」を
作ってそこに集約すれば、生活感が出すぎず、インテリアにも美しく馴染みます。
防災グッズや設備は「見えないように隠すもの」から、
「日常に溶け込ませて使いこなすもの」へと変わってきています。
普段からすぐ手に取れる場所に配置しておくことこそが、
パニックを防ぎ、本当の意味での「災害に強い家」をつくる第一歩です。




