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2026.05.29
コラム

インテリアに溶け込む備蓄プラン

インテリアに溶け込む備蓄プラン

― TOKYOなないろ工房家づくりコラム ―

   そろそろ、わたしたちの家のこと。

はじめての家づくりをやさしくガイドする、心地よい暮らしのために。

 

 

地震や台風などの災害に備えて、防災グッズを用意しておくのは当たり前の時代に

なりました。しかし、せっかくの備蓄品や設備を「奥深く」にしまい込んでいませんか?

いざという時にサッと使えなければ意味がありません。

今回は、毎日の暮らしに防災を自然に溶け込ませる、賢い家づくりの工夫をお伝えします。

 

  1. パントリーに作る「ローリングストック専用棚」

 

重い水や非常食を、床下収納や押入れの奥にしまい込むのはNGです。

いざという時、上に物が乗っていて取り出せないケースが多発しています。

 

・日常使いする場所に

キッチンのパントリーの一角に「防災・備蓄専用のオープン棚」を最初から設計しておきましょう。

 

・見せる収納で管理をラクに

家族3人が数日間過ごせるだけのレトルト食品や水を並べ、

日常的に食べながら買い足す「ローリングストック」を習慣にします。

 

・扉はあえて付けない

扉をなくして「見える化」することで、賞味期限切れを防ぎ、

在庫の管理が直感的にできるようになります。

 

  1. パニックを防ぐ「設備スイッチ」の配置

 

突然停電した真っ暗な家の中で、太陽光パネルや蓄電池を

「非常用(自立運転)」に切り替えるスイッチをすぐに見つけられますか?

 

・使いやすい一等地に: 蓄電池のモニターや重要なスイッチ類は、

ホコリを被りやすいクローゼットの奥ではなく、リビングや廊下など

「家族全員が毎日通る、すぐに手が届く場所」に配置します。

 

・ニッチで美しくまとめる: 壁を少し凹ませた「リモコンニッチ」を

作ってそこに集約すれば、生活感が出すぎず、インテリアにも美しく馴染みます。

 

防災グッズや設備は「見えないように隠すもの」から、

「日常に溶け込ませて使いこなすもの」へと変わってきています。

普段からすぐ手に取れる場所に配置しておくことこそが、

パニックを防ぎ、本当の意味での「災害に強い家」をつくる第一歩です。