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2026.06.19
コラム
「脱・真っ白」
― TOKYOなないろ工房家づくりコラム ―
そろそろ、わたしたちの家のこと。
はじめての家づくりをやさしくガイドする、心地よい暮らしのために。

壁紙にニュアンスカラーを選ぶ理由
新築でつい選びがちな「標準の白」は、光の反射が強く、
影が目立ちすぎて空間が安っぽく見えることがあります。わ
ずかに色を混ぜた「グレージュ」や「アイボリー」に変えるだけで、
住まいは劇的に落ち着いた空間に変わります。
1.「影」を味方につける視覚効果
真っ白な壁は、光の当たらない場所が暗いグレーに沈んで見えがちです。
・光を柔らかく回す
グレージュは光を優しく拡散させ、空間に柔らかな階調を生みます。
・奥行きを引き出す
影がふんわりと馴染むことで、ギャラリーのような深みと洗練された雰囲気が生まれます。
- 家具や床材を引き立てる背景の力
壁にニュアンスカラーを採用すると、インテリアがより美しく際立ちます。
・無垢材との一体感
木の床や家具とトーンが近いため、部屋全体にまとまりが出ます。
・ノイズを減らす
白いスイッチプレートや建具の枠が壁に馴染み、視覚的なバラつきが抑えられます。
- 夜の時間を贅沢にする照明との相性
ニュアンスカラーの壁は、夜の電球色のライトを受けたときに真価を発揮します。
・包み込まれる安心感
白い壁よりも光を穏やかに受け止め、しっとりとした落ち着きを演出します。
・リラックスを促す
目に優しいトーンが脳を休ませ、質の高いリラックスタイムを叶えます。
「白」は一番明るい色ですが、必ずしも「一番心地よい色」ではありません。
ほんの少し彩度を加えるだけで、毎日の景色はもっと豊かになります。




